先日両親が沖縄に遊びに来たときに、私いちおしの渡嘉敷島へ日帰りで行ってきました。
本当は泊りでいってもよかったのですが、母がウォシュレット対応の宿でないとダメだというので(;´∀`)
予定していたグラスボートがお休みだったり、雨に降られたりというハプニングもありましたが、相変わらずの絶景ときれいな海、締めのBBQで大満足の旅になりました。
渡嘉敷島は、国立公園に指定された美しい島々のうちのひとつ。那覇から高速船で約35分、フェリーでも1時間10分なので、日帰りでも充分楽しんで帰ることができるおすすめの島です♪
では、その日帰り旅行の様子をお届けしましょう(^-^)
目次
泊港(とまりん)
以前【渡嘉敷島2泊3日の一人旅】阿波連ビーチと星空の美しさに感動!でお伝えした「とまりん」から渡嘉敷島への船は出ています。詳細は☝こちらの方で見てね♪
今回、渡嘉敷島を満喫しようと思い予約していたのは行きも帰りも高速船。数日前から気になっていたのは、天気です。せっかくの渡嘉敷島なのに雨が降りそうな天気なのは仕方ないのですが、波がちょっと高いのではないかということ。高速船は波の高さが3m以上になると運休になるんです。
午後から波が高くなりそうな予報なんですよね。今の時期の高速船は1日2便。もしかしたら、フェリーへの変更の可能背も。チケット売り場へ行くと、看板が出ていました。9:00に泊港を出発する1便目は出航可能、渡嘉敷島を17:30に出発する2便目が欠航になっていました。
ということで、帰りの便は16:00発のフェリーに変更。支払いは行きの分のみで、帰りのチケットは渡嘉敷島のチケット売り場で買います。(予約は往復でとることができる)
ちなみに、高速船のチケットはここ「とまりん」の1F受付か、乗船場所前にある待合所内でも購入できますが、フェリーのチケットは「とまりん」の1Fでのみ購入可能です。
マリンライナーとかしき
☝渡嘉敷島行きの待合室
高速船マリンライナーとかしきへの乗船開始は30分前からできます。(フェリーは1時間前から)
海風を受けれるオープンデッキがあって両親が座ろうとしたのですが、イスがプラスチックでお尻が痛くなるから下の屋内へ、さらに前方は揺れやすいから後方へ行こうと両親を誘い、船の後方へ。出発~♪
4月の末だったので、席は結構空いてました。
渡嘉敷島到着
☝ザップーン!
那覇を離れていくと、波が・・・結構強い。うねってるかんじです。時々派手にジャーンプしながら渡嘉敷島へ到着しました。わーい♪テンション上がるぅ♪
島でお世話になるのは「民宿かりゆし」さん。今日は日帰り海水浴&BBQコース(送迎付き)でお願いしています。かりゆしさんの車で阿波連ビーチを目指します。お客さんはどうやら私たちだけのようです。
渡嘉敷島の町を通り抜け山を上がっていき、途中景色の良いところで停めましょうねと記念撮影もしてくれましたよ(*‘∀‘) 「わ~!きれいね!」と母が喜んでました。
阿波連ビーチ
そして阿波連ビーチの手前のかりゆしさんのお店で受付を済ませ、ここからは自由行動。まずはビーチへ行ってみましょう。
ここは阿波連集落。小学校などもあって、住民の方の生活の場です。騒いだりして迷惑をかけないようにしましょうね。
☝お、海が見えてきましたよ♪
白い砂、青い海、グレーの空。あいにくの曇り空ですが、これで晴れていたら素晴らしいんだろうなってゆうのが想像していただけますでしょうか。妄想してくださ~い。
阿波連ビーチ周辺の施設
阿波連ビーチ周辺の施設の紹介しておきましょう。
ビーチ手前にはショップや民宿、トイレ、シャワーなどがあってにぎやかです。とはいってもこの日は海外の方が数人くらいしかいなくてシーンとしていましたけど。昨年の7月に来た時には沢山の人で賑わってました。
☝ショップが沢山並んでいます。色々レンタルできるので気軽に声をかけてみてくださいね。
☝食事処などもあります。
駐車場には渡嘉敷港と阿波連ビーチをつなぐバスが停まっていました。定期路線バス(乗り合いバス)は、シーズン中は1日4便、その他は1日3便です。運賃は片道大人400円、小人(小学生200円)です。詳細はとかしき観光バスのHPをご覧ください。
この奥に、シャワーとトイレ、コインロッカーがあります。
☝シャワー室
☝トイレはちょっと狭い。清潔感はまぁまぁ。
☝コインロッカー 1日1回300円。バンドが付いてるのが嬉しいですね。
ショップの方たちが優しい
親子3人ウロウロしていると、ショップのお兄さんが声をかけてくださいました。「グラスボート」に乗って、阿波連ビーチの前にある無人島ハナレ島へ渡るつもりだったんですが、お兄さんが「水中観光船もあるよ、店員さんに電話して呼んであげるよ」と電話してくださいました。優しい(*‘∀‘)
水中観光船の存在は知らなかった。グラスボートより見やすいからそっちでもいいかな~と思ったけど、水中観光船は無人島には行けないらしく。だったらグラスボートと水中観光船両方だな♪
水中観光船の乗船時間が12:30だったので、じゃあそれまでにグラスボートに乗ろうかということになり、水中観光船のお姉さんに教えてもらったお店へ行ってみると、なんと今日はグラスボートはお休みらしい。するとお店のおじさん申し訳なく思ったのか、島内観光に連れてってあげるよと言ってくださり。
でも出発時間が13:00からだったかな?12時から水中観光船、そのあとはかりゆしさんとこでBBQの予定だったので、残念ながらお断りしました。
なんか皆優しいよなぁ~(^-^)
展望台へGO!
☝真ん中にあるのが無人島ハナレ島
無人島へ渡れなかったのは残念でしたが、12時まで時間ができたので前から行きたかった展望台へ行ってみることに。砂に足元を奪われながら海に向かって右手の方にある展望台を目指します。
ビーチの端にある大きな岩のトンネルを潜り抜けて少し進み、左手の方にある階段を上がります。結構、この階段が・・・きつい(;^ω^) 何度も休憩しながら頂上へ。
☝阿波連ビーチ
☝こうやって見てみると、渡嘉敷島のほとんどがジャングル
少し空が明るくなった感じがしました。きれいです。やっぱり。渡嘉敷サイコー♪
記念撮影をして階段を降り、今度はビーチとは反対側の道から戻っていきます。道なき道を行く・・・のはハブに出くわしそうで怖かったので、なるべく舗装された道を歩きました。
至福のひととき
さっきの中心街に戻り、喉の渇きを潤すためにさっきのおじさんのお店でビールとおつまみのスナック菓子を購入。ビーチパラソルひとつと、ビーチチェアをふたつレンタルしてビーチで乾杯。サイコォー!
海では海外の方がSUPを楽しんでいました。いいなぁ~。やってみたい。
まさかのケラマジカ
そしてアイランドマリンサービスのお姉さんの運転で、近くの港へ。
すると途中、お姉さんが「あ!シカがいる!」と指さし、その方を見てみると、山の斜面に1頭のシカが。
☝見えます?真ん中あたり
☝写真の腕が悪くピンボケ
なんと国指定天然記念物のケラマジカ!慶良間諸島にだけ生息するめったにお目にかかれないシカだそうです(゚д゚) 超ラッキー♪
慶良間諸島に暮らすシカは昔九州から持ち込まれたんですが、沖縄の住み心地良い環境のおかげか増えすぎてしまって、畑を荒らすようになり・・・よくある話ですが「シカ狩り」によってほとんどが処分されてしまいました。そして渡嘉敷島からはケラマジカの姿が消えてしまいました。その頃に作られた落とし穴が今でも発見されることがあるそうです。
その後1972年に国指定の天然記念物に指定され、現在ではおよそ130匹が生息しています。渡嘉敷島から姿を消したはずのケラマジカですが、1975年頃からは再び何頭か発見されています。なんと座間味島から海を泳いで渡ってきたようなんです。野生動物ってたくましいですよね。
アイランドマリンサービス/水中観光船イエローサブマリン
港へ到着すると、名前の通り真っ黄色の船。地下室へ降りていきます。おぉ~。なんか冒険心をくすぐりますねぇ~。
一番先頭には丸い窓があり、そこには父が座りました。船長さん、いいポイントへ連れてってくださいね!なんてジョークも飛び交いながら出発です。
大きなガラス窓が横についているので楽な姿勢で見れますね♪
☝曇り空なのと、波の影響でやっぱり少し濁っていますが、時々魚が船にくっついて泳いでくれるサービスも(笑)
☝いっぱい魚がいますね♪
途中、色々解説してくださっていたショップのお姉さんがウミガメを発見!目視では確認できませんでしたが、カメラには映っていました。分かるかなぁ?色が同化していて分かりにくい(;´∀`)
もう、目の前にサンゴや魚が。感動です♪
☝無人島ハナレの近くまでやってきました
☝こんなに透明!ちょっと分かりにくいけど(;^ω^)
無人島ハナレ島の方へ近づくにつれて、透明度も少し上がってきました。海底の砂も真っ白。サンゴや魚も増えてきました。大きな岩の周りを船でくるっと回って360度見せてくれました♪
そして、私が昨年シュノーケルで見た、サンゴぎっしりの2つの大きな岩。昨年同様、沢山の魚がいました♪これが見れただけでも今日来たかいがあります。
まるで沖縄の森のようにぎっしりとサンゴが。初めてみました。感動~♪
約40分ほどのクルーズを終え港に戻ると、記念撮影してくれました。楽しかったです!ありがとうございました♪
【アイランドマリンサービス】
<ビーチグッズレンタル>
パラソル1,000円、サマーベッド1,000円、シュノーケルマスク500円、ライフジャケット500円、フィン500円、うきわ500円、シート300円
<マリンアクティビティ>
バナナボート1,000円、ジェットスキー2,000円など
<水中観光船イエローサブマリン>
出港時間:12:30~
所要時間:約40分
料金:大人3,240園、小人(中学生以下)2,160円、幼児(5歳以下)500円
合計4名様以上で出港。
海洋状況・天候などによっては運航できなる場合もあります
<ほか、民宿・レストラン>
「民宿かりゆし」さんのテラスでBBQ
阿波連ビーチへ戻り、民宿かりゆしさんのショップへ。そこから渡嘉敷港のかりゆしさんの本店?と向かいます。広い屋根付きのテラスでBBQをいただきました。
3人でこのボリューム。お肉も野菜も美味しくて、お腹いっぱいっす。ところが途中からとうとう雨が降り始め、結構強く降り始め、テーブルや食材まで雨がかかりはじめ、あたふたと雨から逃げながらの忙しいBBQとなりました(;´∀`) 結構な量残っちゃいました、すみません!
【民宿かりゆし】
住所:〒901-3501 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷1779-10
予約・問い合わせ:098-987-3311
宿泊施設:<素泊まり>大人(中学生以上)3,000円、小人(小学生)3,000円、子供(小学生未満3歳まで)2,000円、幼児(0~2歳)1,000円
その他、宿泊+朝食+夕食(BBQ)プラン(大人5,500円)や宿泊+朝食プラン(大人3,800円)などあり
送迎:阿波連ビーチOR渡嘉敷ビーチ 無料
その他、島巡り観光案内やBBQプラン、ビーチグッズ・シュノーケルグッズのレンタル、海底観光ガラスボート、チャーター船、連携しているショップでのダイビングなど。
レンタルサイクル、レンタルバイク、レンタカーもあります。
渡嘉敷港でお土産を
雨が降っていたからか、渡嘉敷港まで送りますよって、車で送っていただきました。ありがとうございます!待合所へ入ると、すでにフェリーはスタンバイ。
乗船時間まで渡嘉敷港待合所の隣にあるお土産屋さんへ行ってみると、今日は観光客が少ないからか、お土産屋さんは半分閉まっていました。
お土産もしっかり買って、フェリーへ。実はわたし、沖縄では高速船にしか乗ったことがなく、フェリーに乗るのは初めてなんです。ワクワク♪
フェリーとかしき
まぁビックリしました。その豪華さに。
☝3階 オープンデッキのイスはプラスティック
☝3階 船内の座席
☝2階 座敷
座席シートもフワフワだし(高速船の座席もフワフワですが)電気とかの内装もちょっと豪華。吹き抜けになってる階段はホテルみたい。トイレは利用しなかったけど、外から見た感じ広くてきれいそうでしたよ。エレベータもあるし。これが、フェリー。フェリーでのんびりの旅もいいんじゃね?と新たな旅の予感( *´艸`)
ただ、冷房がきつすぎて、母と2人、ありったけのタオルを体に巻き付け寒さをしのぎつつ眠っていたらあっという間に泊港へ到着。
その時ちょうど那覇ハーリーの練習風景も見れました。
いやぁ、1日あっという間でした♪海で泳がなくても楽しめました♪ 渡嘉敷島は気に入っていただけましたでしょうか?日帰りでも充分遊泳、観光は可能ですけど、せっかくなので泊りで堪能するのをおすすめします。なぜなら、星空がすごいから(*´ω`*) 泊まりで行った渡嘉敷エピソードを是非ご覧くださいね♪
慶良間諸島付近でのシュノーケルも最高ですよ♪半日・1日シュノーケルツアーなどを利用して行ってみよう♪