【沖縄では蚊に注意】デング熱の流行を防ぐためにできること

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ぷぅぅぅ~~ぅ~~ん

 

あのイヤな音は・・・。

そう、「蚊」です。

子供の頃に比べたら「蚊」に刺されることは減ったような気もしますが、刺されるとかゆくて物事に集中できなくなったり、時には腫れてしまったりして不快ですよね。

そんな蚊に沖縄で、先月の4月6日に刺されました。

まだ4月なのに(゚д゚;)

まぁ、沖縄の4月は暑い日もあったので蚊がいてもおかしくはないでしょうけどビックリしました。さすが沖縄。

そしてその頃たまたま見たTVでさらに驚くことが。沖縄でデング熱が一年中流行する可能性があるというのです。

えっ(; ・`д・´) なにそれ!?

 

目次

デング熱・ジカ熱が世界中で広がっている

記憶にも新しい、2014年東京の代々木公園などで流行したデング熱。東京都内で感染が確認されたのは約70年ぶりのこと。デング熱とかって、海外に行った時にだけ気を付ければいいんでしょ?って思っていたけど、日本国内でも流行したことは驚きでした。

蚊が媒介するデング熱やジカ熱は、いま世界中で流行する範囲が広がっているそうなんです。

温暖化が進み、蚊が分布する範囲が広がったこと、温暖化により暖かい期間が長くなることで蚊が活動する期間が長くなったことが原因だとされています。

 

沖縄でデング熱の流行の危険性が?

蚊の寿命は約1か月で、寒くなると死滅します。なので通常だとデング熱の流行も冬になると終息します。

ところが沖縄に生息する蚊を調べたところ、1部の蚊が越冬していることが判明したんですって(゚д゚)!

デングウイルスを持った蚊の活動期間が長くなれば、その蚊に刺される危険度が増します。もしウイルスを持った蚊が冬を乗り切って、一年中ウイルスが死滅しない状態になれば・・・。想像すると怖いです。

さらに沖縄では近年外国人観光客が増えてきているで、それに伴って蚊が媒介する感染症が海外から持ち込まれる可能性も高くなってきています。一年中温暖で海外からの観光客が多い沖縄は、そのリスクが高いということなんですよね。

 

デング熱の症状は?

デングウイルスに感染して2~10日で38°以上の突然の高熱が出ます。

発熱後3~4日で発疹が出ることも。

頭痛、腰痛、骨通、筋肉痛、食欲不振、吐き気などの症状が出て1週間ほどで回復します。

風邪を引いたときみたいな症状ですよね。蚊に刺されたことなんて通常だとそんなに気に留めていないから、単純に風を引いたんだって思いますよね。

この「デング熱」ならまだいいのですが、問題は次の「デング出血熱」です。

 

デング出血熱とは?

まれに、最初の症状はデング熱と同じですが平熱に戻る頃に血管から出血したりすることがあって、重篤になるケースも。腹水・胸水、鼻血や血便、歯肉からの出血などの症状には気を付けましょう。

これはもしやと思ったらすぐ病院へ。血液検査で検査します。

 

デングウイルス感染の予防

デングウイルスを媒介できる蚊は、日本にはいないネッタイシマカや、日本のほとんどの地域にいるヒトスジシマカなどで、デングウイルス感染者(A)を刺した蚊が他の人(B)を刺すと、(B)の人に感染します。ヒトからヒトへ直接の感染はありません。

私たちが出来ることは、とにかくなるべく蚊に刺されないようにすること。

蚊がいそうな茂みの多い公園や庭、山などに出かけるときはなるべく肌の露出を避けて、虫よけスプレーをしたり、虫よけリングをつけたりしておきましょう。

   

☝ミストタイプはむせにくくていいですよ。

蚊取り線香などで蚊を寄せ付けないようにしましょう。携帯型の小さいタイプなら持ち運びもラクチン。

    

蚊に刺されやすいとされているのは、「体温が高い」「飲酒した人」「汗をかいたとき」など。汗をかいたらマメに拭くなどしておきましょう。

それに、蚊を増やさない工夫も大事です。植木鉢の受け皿に溜まった水や、捨てられた空き缶や排水溝などに溜まった水などには蚊が卵を産み付ける可能性が大きいのでマメに掃除しておくことも大切です。

そして、地球温暖化防止のために私たちができること。二酸化炭素の排出量を減らすために冬場、夏場になるべく冷暖房設備を使わないで済むように工夫したり、ゴミを減らしたり、マイカーの利用を減らして電車やバスなどを利用するなど心がけましょう。

 

まとめ

地球温暖化で危険な病気に感染する可能性も高くなっているなんて。海外から戻る時にはデング熱などに気を付けましょうっていうのはよく聞いていたけれど、日本国内でも年中流行する可能性があるとなると、風邪の症状が出る度に不安になりますね。

地球温暖化防止のために、節水や節電など、まずは自分たちで出来る範囲から始めていきましょう。蚊を寄せ付けないような工夫と、蚊が卵を産み付けそうな水の溜まっている箇所をマメに清掃して蚊を増やさないことも大事です。

一人一人の小さな行動が少しでも予防に繋がるのではないかなと思います。みんなで健康に、これからやってくる夏を楽しく過ごしましょう!(^-^)/

 

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