【博多の隠れた観光スポット】楽水園・日本庭園を眺めながら抹茶でホッと一息

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先日の楽しかった博多旅行。

あいにくの大雨でしたが、ずぶ濡れになりながらも博多の街を満喫してきました。

その博多でどう観光していこうかなと調べていて、一風変わった「博多塀」とやらに囲まれた日本庭園があるとの情報を見つけ、興味を惹かれたので立ち寄ってみることに。中の茶室ではお抹茶もいただけるそうです。

大都市博多のビル群の一角に静かに佇む日本庭園。雨のお天気でもどこか絵になる癒しのスポット「楽水園」の紹介します(^-^)

 

目次

楽水園とは

博多駅から徒歩約10分。博多駅周辺は道が扇状になってたりしていて方向感覚を失いながらもなんとか到着。大きな通りの「こくてつ通り」から1本中へ入ったとても静かな場所です。ちょっと変わった壁が目印になります。

この楽水園、最初からこのような一般に公開される施設ではありませんでした。

元々は明治39年に博多商人の下澤善右衛門親正(ちかまさ)が建てた別荘で、親正の雅号である「楽水」からとって茶室には「楽水庵」という名が付けられ、戦後に旅館として使用されたときには「楽水荘」と呼ばれました。※雅号(がごう):文人・画家・書家などが、本名以外につけるニックネームのようなもの

その後福岡市により平成7年に整備されて、現在のような本格的なお抹茶がいただける茶室と日本庭園が楽しめる施設「楽水園」になりました。

 

職人の匠の技「博多塀」

この楽水園の特徴でもある博多塀。よーく見ると、石や瓦のようなものが壁に埋め込まれています。

聖福寺、崇福寺や櫛田神社などでも見られるこの博多塀を最初に立案したのは、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将・豊臣秀吉です。

戦国時代の戦乱で荒れ果ててしまった博多の町を復興させるため「 太閤町割り」という都市整備を行い、破壊された建築物などから焼け石や焼け瓦などの廃材を持ってきて、それを利用して土塀を作らせました。今で言うリサイクルってやつですね。すごい。資源を無駄にはしないという思い。現代の私たちも見習いたいところですね。

この楽水園の博多塀は、そういった昔の匠の技を再現して造られたものだそうです。

 

池泉回遊式の日本庭園を散策

濡れた石畳が風情を感じさせます。

 

受付で入園料と、後でいただくお抹茶代を支払い、先に庭園を散策することにしました。青々した紅葉の葉が雨で生き生きしていて、都会の真ん中にあるのに空気が澄んでいるように感じます。

池泉回遊式とは、江戸時代に発達した日本庭園で、池を中心に配してその周りを回遊して鑑賞を楽しむ庭園です。日本では金沢の兼六園や、岡山の後楽園などが代表的な池泉回遊式の日本庭園と言われています。

 

池には橋が2つあって、木製の橋はしだれ桜の花びらがピンク色に染めています。

 

橋を渡って桜を眺めながら進むと自然石で造られた小さな滝が。水の流れる音を聞いていると心が癒されます。

 

一輪だけ、ピンクのボタンの花が咲いていました。最近植えたばかりだそうで、園の方も花が咲いたことに喜んでらっしゃいました。

 

茶室でいただくお抹茶

園内を一周し、雨で足元がずぶぬれ状態ですが、茶室に上がってお抹茶をいただくことに。

楽水園には、萩野の間(8畳)、菖蒲の間(8畳)、椿の間(6畳)のふすまで仕切られる和室3部屋と、楽水庵(4.5畳)という茶室があって、私が通されたのは萩の間でした。他に誰もいないのでこの22畳を独り占めです。

楽水庵はこの和室の奥にあるのですが、お茶をたてるときにお湯を沸かす「炉」や、外から小さな戸口を潜り抜けて入る「躙口(にじりぐち)」などの設備が整った本格的な茶室になっています。

本来ならこの楽水庵でお抹茶をいただけたのですが、今日の大雨で雨戸を閉めてしまったそうで、楽水庵を利用できなかったのが残念でした。次回来た時には是非そちらでお抹茶をいただきたいです。

 

窓辺からは茶庭と水琴窟が見られます。(写真左上に見える竹)水琴窟とは、地中に埋めた甕(かめ)に水滴が落ちた時に水の音を反響させて、そのかすかな音を楽しむものです。排水装置を起源として江戸時代に考案されたそうです。この水琴窟、日本庭園の文化の最高技法のひとつということでその音を私も楽しみたかったのですが、この雨・・・。今度来た時には是非!

 

この茶室はレンタルし茶会などを開くこともできるそうです。茶室からはお庭の木々で周りのビルなどが見えないので、着物なんぞ着て茶会なんてすごく風流でしょうね~。

 

まとめ

都会のビル群の中にあるのにすごく静かで趣のある日本庭園と、本格的な美味しいお抹茶をいただける茶室。独特な風合いの博多塀も見どころです。博多駅や住吉神社、キャナルシティ博多などからも近いので是非立ち寄っていただきたいおすすめスポットですよ。旅のお茶休憩など、気軽に美味しいお抹茶とお庭の景色を楽しんでくださいね。

 

楽水園詳細

【アクセス】・博多駅から徒歩約10分

・西鉄バス「TVQ前」バス停より徒歩約2分

【駐車場】楽水園の前に有り(300円)

【開園時間】9:00~17:00

【休園日】火曜日(当該日が休日の場合はその翌日)・12月29~1月1日は休園

【入園料】大人100円、小人50円

【お抹茶】一服300 円:季節のお菓子付 (茶会などが開かれていないときにいただけます)

【茶室等使用料】※要予約

楽水庵:午前3,000円、午後3,600円

萩の間:午前2,400円、午後3,000円

菖蒲の間:午前1,700円、午後2,100円

椿の間:午前1,300円、午後1,700円

野点広場:1日1,000円

茶道具:1式1,100円、1点50円

 

 

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