沖縄には沢山の無人島がありますが、那覇から船で約20分で行ける小さな無人島「ナガンヌ島」をご存知ですか?
ほぼ平坦でシンプルな島ですが、ビーチにコテージがあったりしてオシャレだし、設備も整っているので、わりと気軽に行けて楽しめる無人島ではないかと思います。
目次
ナガンヌ島ってこんな島
渡嘉敷村に属するナガンヌ島は、東西に約1.7km、南北に約200mと、細長~い島です。
実は正式名称があるそうで、「慶伊瀬(ケイセ)島」というそうです。ですが、島の形が「細長い」ことから「ナガンヌ島」と呼ばれるようになったという説があり、今ではこの「ナガンヌ島」のネームの方がメジャーになっているとのこと。
海が、こんなにキレイ!キラキラの水面をボ~っと眺めていられる美しさ・・・はぁ~、ため息出ます(>_<)
ちなみに、ナガンヌ島周辺でシュノーケルをした時の様子はこちら☟
桟橋近くの丘の上には、2014年に「慶良間諸島国立公園」に指定されたときの記念碑が立っているので、ここでの記念撮影がおすすめです。
島は、貝殻やサンゴのかけらなどのコーラルサンドでできているので、足元はサンゴだらけ。しかも大粒なので、素足で歩くには痛い(>_<) ビーチの側には岩場の部分もあるので、ビーサンやマリンシューズは必須です。
ナガンヌ島への行き方
私はシュノーケルツアーでたまたま上陸できたのですが、そういったシュノーケルツアーで行くプランもあるし、那覇とナガンヌ島を結ぶ定期便もあります。
定期便を利用する場合は、「日帰りプラン」と「ステイプラン」があるので、簡単に紹介します。
ツアーは、「ナガンヌ島公式サイト」より予約ができます。
日帰りプラン
◆運航時間◆
【2019年4月・5月・6月・10月】
泊港発 | ナガンヌ島発 | |
---|---|---|
1便 | 9:30 | 15:00 |
【2019年7月・8月・9月】
泊港発 | ナガンヌ島発 | |||
---|---|---|---|---|
1便 | 8:30 | 14:00 | ||
2便 | 9:30 | 15:00 | ||
3便 | 10:30 | 16:00 |
◆料金◆
【2019年4月・5月・6月・10月】
※軽食なし
大人(12歳以上) 4,200円
小人(4~11歳) 3,200円
幼児(0~3歳) 500円
【2019年7月・8月・9月】
※大人、小人は軽食(カレーライス)付き
大人(12歳以上) 5,800円円
小人(4~11歳) 4,800円
幼児(0~3歳) 500円
ステイプラン
さすがにホテルのような建物はないので、レストハウスへの宿泊か、テントでの宿泊になります。
◆運航時間◆
【2019年4月・5月・6月・10月】
泊港発 | ナガンヌ島発 | |
---|---|---|
1便 | 9:30 | 翌11:30 |
※帰りの便を午後の便へ変更の場合、別途1,100円必要(要予約)
【2019年7月・8月・9月】
泊港発 | ナガンヌ島発 | |
---|---|---|
1便 | 8:30 | 翌9:00 |
2便 | 9:30 | 翌9:00 |
3便 | 10:30 | 翌9:00 |
※帰りの便を午後の便へ変更の場合、別途2,100円必要(要予約)
◆料金◆
【2019年4月・5月・6月・10月】夕食・朝食付き(昼食なし)
大人(12歳以上) 12,200円
小人(4~11歳) 9,700円
※お1人で宿泊の場合、シングル料金2,100円が発生
【2019年7月・8月・9月】夕食・朝食付き(昼食付き)
大人(12歳以上) 14,800円
小人(4~11歳) 12,300円
※お1人で宿泊の場合、シングル料金2,100円が発生
どうやって遊ぶ?
ナガンヌ島では、区域内で遊泳とシュノーケルができるほか、遊泳区域外でのシュノーケリングやオーシャンウォーク、ドラゴンボートなどのアクティビティもできます。
※シュノーケルをするときは必ずライフジャケットを着用してください。
また、シュノーケルセットやライフジャケット、パラソル、デッキチェアーなどもレンタル可能。手ぶらで行っても満喫できそうですね♪
ナガンヌ島の施設
男女別のトイレ
結構きれいだった印象。確か洋式だったはず・・・
シャワー&ロッカー
レストコテージ
見てください、オシャレなレストコテージ!日を除けるには、パラソルよりも安心ですね。要予約。
自動販売機
チューハイ・ビールが400円、ペットボトルが200円など。少々割高です。
レストラン
「ダイニングテラス カーサ・ディ・マーレ・ナガンヌ」。オシャレなネーミングですね~。
メニューは、イカの唐揚げやピザ、カレー、スパゲティ、ラーメンなどがあります。ソフトドリンク、コーヒー、お酒も有り。(飲酒しての遊泳・アクティビティは避けましょう)
また、こちらでは「ナガンヌ島オリジナルグッズ」の販売もしているようです。Tシャツやトートバッグ、コースターなど。記念にいかがでしょうか。
レストハウス
ステイプランのときに泊まるレストハウス。
ベッド、エアコン、コンセント2口、懐中電灯、室内灯が設備としてあるみたい。風呂、トイレはないので、島のシャワーとトイレを使用するということですね。
夜になると真っ暗になるはずなので、懐中電灯があるのは助かります。
ベッドは、シングルサイズよりも幅が少し狭いみたいなので、寝返り打つのが少々きついかも?
ナガンヌ島を楽しむためのルール
ナガンヌ島は、ある程度の施設が整ってはいますが、なるべく自然環境を保つためのルールがあります。
◆水質保全のため、一般的なシャンプーや石けんは使用禁止となっています。環境に良いエコ系洗剤を使用しましょう。
◆ナガンヌ島は、ウミガメや絶滅の危機にあるアジサシの繁殖地となっています。立ち入り禁止ロープの中には立ち入ってはいけません。
◆自然環境を守るため、ゴミを出さない努力をしています。そのため、ナガンヌ島への飲食物の持ち込みは禁止されています。食事はレストランで、飲み物はレストランか自動販売機で購入してください。
詳細は「ナガンヌ島公式サイト」にて確認してください。
ナガンヌ島を楽しむなら宿泊でしょ♪
シュノーケルツアーで、たまたま立ち寄ったナガンヌ島。
わたしはこの島に、いつしか泊まってみたいと思っています。ここには本島の明かりが届かず、夜には満天の星空が見えるはずだから。
シャワーとトイレと、寝る場所さえあれば、なんとかなる。めっちゃ楽しいと思う~ワクワク!
海も透明度が高く、シュノーケルするには絶好のポイント。遊泳区域だけでなく、ここは是非、ガイド付きで区域外でのシュノーケルを申し込んでみてください。