沖縄へ引っ越してきた時、新居に不動産屋さんからの粗品として置かれていたもの。
那覇市の指定のゴミ袋です。
え、そうなの?指定のゴミ袋いるの?
大阪市に住んでいたときには指定のゴミ袋がなかったので、戸惑いました。
正直、面倒くさい(;^ω^)
でもルールなんで、きっちりしないとね。
ですが、いざ指定のゴミ袋を買って使うとなると、ちょっと、お高くない?
今まで買ったことがなかったので、相場が分からない。
でも、勤め先の女性も言っていました。「ゴミ袋が高いよね」と。
そこで、沖縄、大阪、山口、東京で指定ゴミ袋の値段を比較してみました。
目次
指定ゴミ袋の値段を比較してみた
那覇市もやすゴミ用指定ゴミ袋のサイズ
<大>45ℓ 800×650
<中>30ℓ 700×500
<小>20ℓ 600×400
<特小>10ℓ 500×350
<大>は、よくある45ℓのゴミ袋の大きさです。<中>は、2ℓペットボトルと比較するとこんなかんじ↓
指定ゴミ袋の値段比較
私が今まで住んでいた県から数カ所と、都会の比較対象として東京都をピックアップしてみました。
<大>45ℓ | <中>30ℓ | <小>20ℓ | <極小>10ℓ | ||
---|---|---|---|---|---|
沖縄県 | 那覇市 | @30円 300円/10枚 | @20円 200円/10枚 | @17円 170円/10枚 | @12円 120円/10枚 |
宜野湾市 | @30円 300円/10枚 | @20円 200円/10枚 | @17円 170円/10枚 | ||
大阪府 | 大阪市 | 中身の見える袋(透明または半透明) | |||
岸和田市 | @45円 450円/10枚 | @30円 300円/10枚 | @20円 200円/10枚 | @10円 100円/10枚 |
|
山口県 | 山口市 | @18円 180円/10枚 | @12円 120円/10枚 | @8円 80円/10枚 | |
岩国市 | @30円 300円/10枚 | @25円 300円/12枚 | @15円 300円/20枚 | ||
東京都 | 東京23区 | 推奨ゴミ袋は平成21年3月31日で終了→容量90ℓ以下で耐水性があり丈夫で、内容物が識別できる程度の透明度を有するもの |
山口市安いですね!うらやましいです。
大阪市や東京23区のような都会は、指定のゴミ袋がない。
実際私が大阪市に住んでいた頃(2016年迄)は、百均で買って来たこのような半透明のゴミ袋に入れて捨てていました。
昔は白色とか中身の見えない袋とかでも出せてたんですが、数年前から、「中身が見える袋」に変わりました。
岩国市、一見、袋の大きさ違うのに全部同じ値段?って思うんですが、入り枚数が違うんですよね。ビックリした(;^ω^)
で、那覇市は高いのか?という点では、一般的なラインなのではないかと思います。
だって、沖縄でもっと高い所もあるんですから。たとえば、名護市。
<大>45ℓ | <中>30ℓ | <小>20ℓ | <極小>10ℓ | ||
---|---|---|---|---|---|
沖縄県 | 名護市 | @54円 540円/10枚 | @36円 360円/10枚 | @24円 240円/10枚 | @12円 120円/10枚 |
めっちゃ高いですよね!
那覇市に一人暮らしをしている現状では<中>のゴミ袋を普段使っているのですが、ゴミ出しするのは週に1回程度。ひと月に5回出すとして100円、年間で1,200円必要になります。
<大>なら年間1,800円。家族と暮らしていれば、もっとゴミの量は増えますから、倍くらいかかるかな?
※2017年11月時点での金額です。
指定ゴミ袋はどこで買うの?
指定のゴミ袋は、スーパーやドラッグストアなど、大体のお店で購入できます。ドラッグストアだったら安いかな?と思い見に行きましたが、残念ながら、スーパーと同じ定価で売られていました。
値段が安くならないのには、理由があります。
指定ゴミ袋の存在理由
ゴミって、私たちは何も考えずにホイホイ捨ててるけど、そのゴミの処理には沢山の費用がかかっています。収集運搬費用や焼却費用、埋め立て費用など。
指定ゴミ袋は、ゴミ袋の価格なのではなく、ゴミを処理するための手数料なんです。だから、安売りとかはにはならないんですね。
ゴミを減らすことで得られるメリット
ゴミを捨てるのにお金払って捨てるなんてバカバカしい、と思う人もいるでしょうが、自分たちのため、地球のためにって考えるようにしてください。
ゴミを燃やすと、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素が出ます。
焼却施設の寿命を少しでも伸ばし、維持管理コスト削減につながります。
焼却された灰は最終処分場で埋め立てられますが、その埋め立て場所は限られています。
リサイクルできるものは再利用し、限りある天然資源を少しでも後世へ残してあげられます。
指定ゴミ袋の値段が高いと、「袋代がもったいないから、ゴミがなるべく発生しないようにしよう」という気持ちが働くので、つまりはゴミの量が減る、というわけです。
どうやったらゴミを減らせる?
ところで、ゴミを減らそうと思ったら、具体的にはどういったことをすれば減らせるでしょう?
・マイお箸 割りばしって、便利だけど毎日使うとかなりのゴミになりますよね。お仕事にお弁当を持参しているという方は是非、お箸は割りばしではなくマイお箸を使いましょう。
・マイボトル どこに行っても売っていて蓋も閉めれて便利なペットボトル。毎日飲むと、ゴミも出るし、お金もかかりますよね。私は会社ではいつもマイボトルを持って行っています。いつでも暖かい・冷たい飲み物が飲めるし、おすすめですよ。
・マイバッグ スーパーなどで買い物をすると、お惣菜などをやたらビニール袋に入れてくれたりしますよね。あれは、液体漏れとかが気になる場合以外は断りましょう。レジ袋も、エコバッグを持参すればポイントがつくお店もあるし、このエコバッグに入るだけしか買い物しないと決めておけば、余計な買い物をせずに済むので、節約にもなりますよ。
・詰め替え商品 洗剤やシャンプーなど、最近よく見かけるようになってきたのが詰め替えできる商品。値段も安くなるし、ゴミの容量も減って一石二鳥です。
・長持ちするものを選ぶ 安いものって、魅力的ですけど、よくよく考えると安い商品はすぐ壊れたり破れたりして、結局早々に買い替えたりしますよね。良い商品を少し奮発して買った方が、長い目で考えるとお得、ってことの方が多いですよ。
・リサイクルショップ、バザー 着なくなった服や使わなくなった道具などは、欲しいと思う人に譲るか、バザーなどで売ってみましょう。誰か使ってくれる人がいるならその分ゴミが減りますよね。
このように、ちょっとしたことで少しでもゴミを減らす意識をしていくと、ゴミを出す量も減って、ひいては地球の未来を少しでも良い状態にできるんですよね。
まとめ
大阪から沖縄へ引っ越してきて初めて使った指定ゴミ袋。
高い高いと文句ばかり言ってる間に、どうやったらゴミを減らすことができるかを考えるべきだったことに気が付きました。
未来の地球のために、わたしたちひとりひとりができることからやっていきましょう(^^)/