引っ越し魔の私は、今まで何度も引越しをしてきました。なので引っ越し作業というものには結構免疫があります。
しかし今回の引っ越しは今までとは全然違う。大阪から沖縄への長距離の引っ越しなのです。
それに伴って、部屋の広さで仕方なく手放すもの、新居の収納サイズに合わせて収納グッズを買い替えるもの、10年選手の電化製品の処分など、不要なものが大量に発生。
さて、どうしたものか。いまだかつてない、大規模な断捨離が始まりました。
目次
住居の広さの変化
大阪の住居は、一人暮らしにしては広い方だと思います。正直、持て余していました(;^ω^) その置けるスペースがある分、余計な物がどんどん増えていったとも言えます。
《大阪の部屋》1DK(40㎡)
《沖縄の部屋》1K(27.28㎡)
沖縄の新居は6帖の寝室にちょっと無駄な広さのある廊下兼キッチン。キッチン自体は小さめなのがちょっと残念箇所。この廊下の無駄な広さがあるのになぜ・・・まぁ、この間取りでは仕方ないか(ー_ー)
単純に2部屋から1部屋になることになり、クローゼットも今より少し狭くなる。となると単純には、今の半分の荷物にしないといけない計算になります。使わないものって結局いつまでたっても使わないから捨てればいいと思うんですが・・・捨てるとなると惜しくて捨てられない・・・ここは心を鬼にして!(; ・`д・´)
処分する荷物
《家具》2人掛けソファ、リビングローテーブル、セミダブルベッドの枠、木製ラック、スチール製ラック(組み立て式)、木製タンス(4段)、衣装ケース2個、折りたたみ式テーブル(大x1、小x1)
《電化製品》冷蔵庫、アイロン、ブルートゥースのスピーカー、加湿器、シーリングライト、ヘッドホン、アロマスチーム、無線LAN
《その他》本、ゲーム、ゴルフバッグ(小)、アイロン台、カセットコンロ式の網焼き、乗馬用のムチ、ケトル、ステンレス鍋、食器乾燥ラック、室内物干し、植木鉢、傘2本、まな板
ざっとこんなかんじ。買って1年のベッド枠、可愛くて気に入っていたのですが(>_<) 仕方ないです。無駄にデカいし。ローテーブルもアジアンテイストなもので気に入っていたんですが。無駄にデカい(;^ω^)テーブルも仕事仕様のものに買い替えようと思って処分します。大阪ではお世話になった加湿器も、湿気の多い沖縄では必要なくなります。
処分の方法
さて、この子たちを、なるべくお金をかけずに処分するにはどうすればいいのか。選択肢は何個かあります。
①引越し業者に頼む
②リサイクルショップに売る、引き取ってもらう
③知人にあげる
④ヤフーオークションなどに出店
⑤市の粗大ごみに出す
⑥不法投棄する
①引越し業者に頼む:引越し業者が、引越し当日に処分したいものの引き取りはしてくれるみたいですが有料のようです。料金的には¥15,000くらいだそうです。色々調べたり手配したりする手間がなくて楽ですが、さすがに高いですよね。
②リサイクルショップ:買って間もない家具もあるし、1円でもいいから買ってくれないかなぁと思えば、電話してみる価値はあります。
③知人に譲る:一番手っ取り早いかもしれません。
④オークション:興味はあったものの、今までやったことがなくて勝手がよく分かりません。今回は大きなものもあるし、日にちの余裕もないので使用しませんでした。
⑤市の粗大ごみ回収:これは今まで何度も利用したことがあります。最終的にはこの方法になるのかなと。
⑥不法投棄:これはもちろんダメですよ(^-^;) 不法投棄をすると、5年以下の懲役か1,000万以下の罰金が科せられます。
ということで、今回ちゃぼは不用品の処分を「知人に譲る」「リサイクルショップを利用する」「市の粗大ごみに出す」で処分していくことにしました。
<知人に譲る>
もう着なくなった服や、使わないであろう雑貨、植木鉢用に用意していた殺虫剤(枯れ果ててしまったアルテシマのテシマさん・・・)などの細々したものは、田舎の家族に2か月前くらいからちょくちょく送り付けていました。まだ使えるものは捨てるにはもったいないですからね。姉に送った洋服で、姉や姪っ子にサイズが合わなかったものは、姪っ子のお友達にあげたら喜んでいたよと言っていましたし。欲しい人がもらってくれると嬉しいもんです。
今気づきましたが、この方法にはお金かかってます。そう、宅急便の送料。1箱送るのに1,200円くらいはかかりますからね。今まで結構頻繁に送り付けていたので当たり前のことになっていて忘れてました(;^ω^) できたら遠方ではなく、手渡し出来る人に譲るといいですね。今まで6回は送っていると思うので、7,200円はかかってるな・・・
<リサイクルショップを利用する>
いわゆる買取というやつです。処分費用の分だけでも稼げたらいいかなと思います。あまり期待せずに見積もりだけしてみてもいいと思います。
・なんぼや
以前ブログに載せた、ブランドバッグを売りに「なんぼや」へ行ったときにはバッグ2つで10.000円でした。その前に行ったお店でも10,000円だったので妥当な値段ではないかと思います。
・古本買取、まんだらけ
本やゲームなどが結構あったので、近所の本屋さんや、「まんだらけ」に売りにいったらトータルで6,000円でした。
・リサイクルショップ
対応エリアが大阪市内のリサイクルショップを4件当たりました。どこも見積もりは無料で、買取、引き取り、回収をしているところですが、引き取り、回収には内容によっては引き取り料が発生するようです。ごみの処分にはお金かかるんですよね。それに、家具などはブランド品に限るなどの制約はあり、私の持っている家具では対応不可っぽかったのですが、一応電話してみました。
大阪リサイクル 家具買取大阪.net
電話をして不用品の内容を伝えると、「メーカーがはっきりしているものでないと取り扱っていない。不用品を無料で引き取りは難しい」とのことでした。
大阪リサイクルサービス
気のいいおっちゃんが電話に出て内容を伝えると、「役所に頼んだ方が安くつくと思うけど、一回見に行きましょうか、あまり期待しないでくださいね」とのことでした。
関西クリーンサービス
電話をして不用品の内容を伝えると、「買取は難しそう、引き取りに20,000円はかかると思います」とのことでした。
出張買取.com
電話をして不用品の内容を伝えると、「買取は難しいです」とのことでした。
ということで、期待せずに「大阪リサイクルサービス」に見に来てもらうことになりました。ざっと山積みになった不用品を見てもらったのですが、ベッドの枠は需要がないから無理だと言われました。気持ち悪がるがって買う人がいないそうです。
結局、シーリングライト、加湿器、スピーカー、アイロン、ソファ、無線LAN、ヘッドホン、アロマスチームで1,000円という値段が出ました。むむむ・・・ここで大阪人の血が騒ぎます。(大阪人ではないのですが)「2,000円になりませんかぁ(*‘∀‘)」と言うと、おっちゃんは「そうですねぇ、せっかく来たので・・・いいでしょう、2,000円で!」交渉成立。ありがとう、おっちゃん!
<大阪市の粗大ごみ収集に依頼>
リサイクルショップなどに売ったりしたあとに残った不用品は、最終的には市の粗大ごみに出すことにしました。
・品目
最大の辺の長さが30cm以上のものは粗大ごみとして出すことになっていて、品目は1.電気器具、ガス器具、石油器具類、2.家具・寝具類、3.趣味用品、スポーツ用品、4.1~3の品目に該当しないもの、5.一時多量に出される最大の辺または径が30cm以下のもの(引越しなどで出される小さなごみ)とあります。
・手数料
大きさによって処分の手数料が変わってきます。200円、400円、700円、1000円の4種類あります。
・申し込み
事前に電話で申し込みをします。どういった品物で、サイズはどのくらいか伝えて、手数料がいくらか教えてもらいます。タンスは400円、衣装ケースは100円・・・などです。その時に受付番号も言われます。どの品物がいくらの券かということと、受付番号もメモしておきましょう。
・手数料券購入
手数料券は、コンビニやスーパーなどで購入できます。「粗大ごみの券ください」と言えばOK。いくらの券が何枚かを伝えましょう。
・手数料券貼り付け
申し込みをしたときの受付番号を手数料券に記入し、品物に貼り付けます。一度貼ると剥がせない(剥がそうとすると破れる)ので、見えやすい場所に位置をちゃんと決めてから貼ってくださいね。
・指定した場所へ
申し込みの時に「ここに置きます」と伝えた場所に置きます。人が通る場所などだとジャマになるので、なるべく収集日の当日の朝に出した方がいいです。収集は朝9時以降の当日中に順次回収してくれます。
今回の私の場合、大量の粗大ごみの料金は下記の通りです。
品物 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
ベッドの枠 | 1,000円 | 木製 |
木製ラック | 700円 | |
ゴルフバッグ(小) | 200円 | |
スチール棚 | 700円 | |
衣装ケース 2個 | 400円 | @200円 |
タンス | 400円 | 木製 |
折りたたみテーブル 2個 | 800円 | @400円/幅1m未満 |
室内洗濯物干し | 200円 | 分解できる |
網焼き器 | 200円 | |
乗馬用ムチ | 200円 | |
アイロン台 | 200円 | |
炊飯器 | 200円 | |
まな板 | 200円 | |
食器乾燥ラック | 200円 |
合計5,600円でした。
植木鉢、ステンレス鍋(取っ手部分を含まないサイズでOK)、ケトルは30cm以内だったので粗大ごみ扱いではありませんでした。傘が粗大ごみではなかったのが意外でした。
買取、不用品処分の結果は?
ということで、これでようやく大量の不用品の処理が出来ました(;^ω^)
結果、下記のようになりました。
収入:18,000円
支出:12,800円
トントンになればいいかと思っていましたが、意外とプラスになってました( *´艸`)ムフフ
豆知識
もう10年以上使用している冷蔵庫。大阪で処分して沖縄で買い替えようかなと思っていたのですが、見積もりに来た引越し業者さんが「電化製品は処分費が結構するから、沖縄の電気屋さんで新しいの買って、引き換えで持って帰ってもらった方が安くつきますよ。この荷物の量だったら、冷蔵庫も置いて行っても持って行っても引越し料金的には変わらないから、そうしたほうがいいですよ。」とおっしゃっていたので、そうすることにしました。
冷蔵庫は引っ越し直前まで使うし、沖縄でもすぐ使いたいので、その方が慌てなくて済むかもですね。
ほんとはもっとお得になるやり方があるのかもしれませんが、私の場合はこれで精いっぱい(;^ω^) ま、プラスになっただけでもよかったということで!
番外編 引っ越し後の様子
荷ほどきをして収納へ片づけていくうちに、「これ、いらんのんちゃうん」てゆうものが結構ありました。結局、新居でも早々断捨離状態(;^ω^)
なにが多いって、置物、飾り、布系?前の住居ではそういったものを置く場所がなんだかんだであったのでいつの間にか増えてしまったようで、新居には置ける場所がない!愛着はありますが、手放すほかないようです。
あと、ラグ(カーペット)が不要でした。沖縄は湿気が多く、カビが発生しやすいと聞きますからラグはないほうがいいのかも。その方が掃除もしやすいし。けれど、気に入っているラグ。どうしよう(;^ω^)
服もどうしようかと悩んでいます。結構減らしたつもりですが、セーターとか厚手の物ってもういらないかもしれないし。かといってお正月とか田舎の山口県に帰った時には必要だし。悩む(>_<)
あとあとまた購入しなければならないと思うともったいないような気がして、飾りの置物以外のものは、しばらくは置いておこうかなと思っています。(こうやって物が増えていくんだよ!)
けれど部屋に必要最低限のものしかないって、気持ちがいいですね。断捨離、病みつきになりそうです(*‘∀‘)